biomemo

図鑑アプリ バイオームの備忘録

アケビコノハ幼虫かんさつにっき

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f:id:avionbimoteur:20190909105841j:image2019.09.07

上の2枚は朝と夕方。

歩道のすぐ横にあるアベリアの植え込みに絡んだミツバアケビについていた。

眼状紋はひとつだけはっきりしていて、後ろの方は中央の黒目にあたる部分が体色のまま。

まだこれから色が入るのかな?


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翌朝、あまり動かないようで同じ場所にいる。

周りの葉は少し減っているものの、まだ残っている方が多い。

体を仰け反らせて葉を食べながら、目の前でお尻を動かしポトリと糞を落とした。

そっと体に触ってみるが特に反応せず。

食べるのはやめたが怒る様子もなく、じっとしている。

すべすべひんやりした感触。

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夕方。大きさは70mm程度か、このときは食べていない。

蛹が近いならもう食べないのかも。

眼状紋はどうやらこれで完成形?

アケビコノハは地面には降りず葉の上で繭を作って蛹になるらしい。

このまま覗いていれば蛹を見つけられるかな。

結構目立っているので鳥にやられないか心配。

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と思いきや、今日は茎までかじっている。

手にのせたいが…この場所からいなくなってしまうと悲しいので堪えている。

カメラを近付けても平気で食べ続けている。

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まだモリモリ食べている。

このあとしばらくしてもう一度覗いたところいつもの葉におらず、少し探すと地面に落ちていた。

指につかまらせると頭をぶんぶん振ってお怒りの様子。随分気が立っている。

何かいたのかと思い、定位置の周りを確認したがカマキリなどがいる様子もない。

アリにでも噛まれたのかもしれないと考えて少し離れた葉に乗り移らせた。

ずんずんツルを登っていくのでいなくなったら寂しいなと不安になったが仕方ない。

翌朝見るとやはりいなかった。

移動してしまったのか、鳥にでもやられたか…

もっと別なところに移してやれば良かったかと後悔しきりである。

 

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同じミツバアケビに小さいのもいる。

こちらは黒い。

奥まったところにいて出てこない。

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あまり大きくなっている気がしないが多分同じ個体。

見る限り穏やかに過ごしているようだが例のあのポーズ。

威嚇のときだけじゃなく休むときもこの姿勢なのかな?